鮮やかな花のような願い。 [Solo]
B'zのFCから
メールが届いた。
何でも、稲葉さんとスティーヴィー・サラスさんが
再び 一緒に、LIVEを開催されるとの事だった。
それをきっかけに、INABA SALAS として発売された
『 CHUBBY GROOVE 』を、久々に聴いている。
今年の 2月上旬頃(調べた)、新しいオーディオに
買い替えてから、このalbumを その機械に入れたのは
初めてかもしれない という程、暫くぶりに聴いた。
1. SAYONARA RIVER
2. OVERDRIVE
3. WABISABI
4. AISHI-AISARE
5. シラセ
6. ERROR MESSAGE
7. NISHI-HIGASHI
8. 苦悩の果てのそれも答えのひとつ
9. MARIE
10. BLINK
11. MY HEART YOUR HEART
12. TROPHY
全12曲のうち、1~4が凄く好きで、特に聴いてきたが
5~後半にかけては、あんまり 聴いてこなかったから
今回は、後半に収録されているものを、聴きこもうと
するも… やはり 前半の曲を 聴いてしまう。
今回 繰り返し聴いてみて、気づいたのだが(遅い!)
稲葉さん特有の、内省的な歌詞の世界観や 言葉の深み
重さよりも、流れで聴こえてくる、音の響きのほうに
語感を 合わせているように、思えてきた。
だからか、曲が(いい意味で)凄く 軽やかに聴こえる
という良さもあるのだが、聴きごたえが、意外と薄い
と 感じる場合もあった。
洋楽に詳しくないが、音の響きはよくても、あまり
深い意味のない歌詞が ついていたりもするらしいので
どう捉えるかに よるのでしょうね。
wabisabi の音が、とにかく大好きなのだが、歌詞が
(着眼点が、面白い内容で 好きは好きです)もっと
違う感じの内容だったら、音 歌い方 言葉の三拍子で
私の中では パーフェクトだったな、と ふと思った。
(私に、洞察力が無いだけだろうが)この albumは
歌詞が 重苦しくない印象のが多い気がするが、それは
それで、聴きやすくて いいのかもしれない。
逆に、その事で気づけたのだが、稲葉さんが 今まで
書かれてきた歌詞とは、どういう傾向が多かったのか?
と、別の興味が湧いてきた。…話しはかわりまして
今 好んでよく聴く曲
6. 『 ERROR MESSAGE 』 のリズムは、クセになる。
歌詞の一部を抜粋。
" 視野が狭くなって いろんなものを見逃してしまう
ふとした君の言葉に ちりばめられた思い "
→ 私は ここ数日、思考がコンフュージョンしているので
その、モヤモヤを晴らしたくても、言葉として出す事に
(難しさも含め)ためらいもあった。だから
" 視野が狭くなって いろんなものを 見逃してしまい"そう
だし、実際 そうなっているような気がするし。
" ふとした言葉に ちりばめられた思い " として、ここに
ある意味(最近 流行り?の)匂わせるような 負の感情も
あまり書きたくないけど、でも 書く事で、私は 今元気が
ないのです、と お伝えしたくなるような…気分にもなる。
具体的に書けない位の、ぼやっとした 元気のなさなので
ただの、寒さからくる怠さのような感覚、なのだろうか?
" ぎゅっと抱き合って 笑っていたいだけ
本当は鮮やかな花のように 単純な願いなんですよ "
本当は鮮やかな花のように 単純な願いなんですよ
この表現が好きです。過去のblogを遡ったら、やはり
ここを、抜粋していた。
街路樹の銀杏の葉が、濡れた道路の上に 積もっていて
其処だけが、ことさら鮮やかに感じる程、気持ちの中に
色がなかったのかもしれない。
雨降りあとの、昏い夜の中、連なる黄色の葉と落葉
信号に灯る 鮮やかな赤色、遥か遠くの揺らぐような夜景
寂しい気持ちにさせる 頬にあたる冷たい風。
あの楽しかった気持ちは、何処へ行ってしまったのか。
また戻ってくるのだろうか。
ぜんぶ寒さのせいだろう。