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この空の色は、美しい。 [Solo]



4枚目の


稲葉さんの ソロアルバム、『 Hadou 』。
ソロのジャケットの デザインの中で、これが 最も 好きだ。


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少し枯れて 乾いた大地、透けるような 濃い青の空、天と地を 分かつ まっすぐな
地平線。その真ん中に たった 一人で、たしかに 存在する、お姿。

何か、今回は クリアな境地に 向かわれたのだろうか、という、そういう印象を
当時 抱いたような気がする。

楽曲の、当時の 第一印象は、恋する想いや 愛情の表現を、歌ったものが 多いな
というものでした。決して、それだけはないですが。

(あくまでも 歌詞なのに…すみません)稲葉さんは、こんなにも 鮮烈な想いを
誰に対して(失礼を承知で)抱いているの だろうかと ぼんやりと、想像した。

様々な瞬間の記憶や 感覚から、端を発し 想像したり、また 色々なことから
インスパイアーを 受けたり…
そうやって(たぶん?) 歌詞が 出来上がって ゆくのでしょうから、現在進行形の
想いとは、かぎらないのだろうけど、そういう風に、かってに 考えてしまった。

愛情の想いが、やや うっとうしく感じた のだろう(爆弾発言!)、当時の 私は。
だって そういう歌詞が 多かったもので。

(『 Lone Pine 』,『 この手をとって走り出して 』は、そんなこと 全く関係
なしに、永久に大好きな曲)


(もう一つ 記憶を。ネットで、本と 同時に注文してしまって、本の在庫との
かねあいで、まぁ~届かなかったこと…(;´Д`) 

リリースから 4日目に、やっと 音楽を 聴けたのですよ… あれ 以来、同時注文は
気をつけようという、教訓になった(笑。 

それまでは、『 マグマ 』の赤茶色というのか、ドロドロの濃い色のジャケットから
始まり、『 志庵 』の 個人的に思う、稲葉さんの イメージカラーの ような、紫と
淡い灰色 がかった青 となり
『 POM 』でも やはり、ソロの楽曲に あうような、モノトーンの色味だった。

ソロワークスを並べてみると、4枚目は かなり色鮮やか。写真を 眺めていると
心の扉が 少し軽くなるような気がするほど。(棚に 飾っている)

で 意表をつかれたのが、5枚目の『 Singing bird 』。 赤。 今でも思う、なぜ
デザイナーさんは、赤系統を、選択されたの だろうかなぁ と(''ω'')

だって、鳥のさえずり、ってタイトルなのに?

収録されている タイトルに、Goldenと あるからか、音と 歌詞から、私の印象
では、金色を帯びた 薄い穏やかな黄色や、淡い 緑が さすような色味の ほうが
いいなと、未だに かってに 思っている。

とっても、ソフトな 透け感(ファンション用語みたいだけど)やら、抜け感
のある アルバムだと、思うので。

oh my love,Cross Creek,Golden Road, 泣きながら, Stay Free

Bicycle Girl,友よ, photograph, ルート53

↑ これらの 楽曲イメージから。てか ほぼじゃんかっ (-ω-) (他は ソロらしく
いい具合に ずしっとしたものも あるが。)

正直に 言ってしまおう。透け感、なんて感想が 出てきたのは、この1ヶ月間位の
浅い期間なのである。

(enball Live のおかげで、楽曲に対しての、色々な印象の 変化があったのが
とても大きい)
なぜなら、発表 当時から つい最近まで、全く ピンときていなかった、アルバム
だったから。( 約2年前も 経つのに…)

(因みに、5枚あるソロの中で、何だかんだ 全体を 通して、好みの曲が多い
『 Peace Of Mind 』を、実は 最も よく聴いているかも。

『 志庵 』からは、今も 必ず聴く(個人的な) 鉄板の3曲。
『 Touch 』,『 炎 』,『 GO 』。

曲調がそうさせるのか、気もちが すぅっと 静かになる曲で、すごいすき。

でも、アルバムの順位は つけづらい、それぞれに違うものだから。


(『 マグマ 』は、ソロ活動の始まりの始まりで、記念碑的な 作品だと思うので
また少し違う 位置にある 印象なのだ、私の中で)

Singing bird に、話しを戻しますと…

ファンだと言いつつ、自分は 本当に ファンなのか?と、いつも 皆さんの感想を
読みつつ、やや 落ち込んでいたものだ。回想録として 当時の感想、言いますね。

ズバリ、好きで 何度もリピートしたのは、たった2曲。
『 ジミーの朝 』と、『 孤独のススメ 』

『 ジミーの朝 』は、ソロじゃないと 聴けない曲調だと 思うし、逆に これこそが
稲ソロって 感じで、聴いた時に ワクワクした。

今も 自分がトーンダウンしたい時や、頭の中を 静めたい時とかに、聴きたくなる。
歌詞の内容は、切実な心情の吐露 という印象だが「そうだ、そうなんだ! 」と
ジミーさんの心に(状況は全く違うのに) 重ねている自分がいる。

俺はまだ生きている そして必ず朝はやってくる

雰囲気は 寂寞としているのだけど、必ず朝はやってくる、と
たしかな声で 歌われると、力強いエナジーを もらえる気がするから。
(enball、アコギ 一本語りなんて、超絶 ステキ過ぎる(゚д゚)♪


『 孤独のススメ 』は、稲葉さんが お持ちになられている リズム感が 凝縮されて
いるようで、これぞ この方 独自の節回しというのか、それが 唯一 安心できた気が
当時した。

(この歌詞の一部の、赤信号みんなで渡れば怖くない、ってニュアンスは
もしかして、某芸人さんのアレ(笑。ですよね)

Touch の歌ばりに、言ってぇしまおうぅ~。

『 ルート53 』 &『 念書 』 に至っては、今までに トータル 5回も 聴いて いない!
まぁぁ~ (念書は、音と 言葉の圧がぁぁぁ…)

ルート53に いたっては、稲葉さんの事は 好きなのに、何故だか、幼少時代について
関心が 向かないというのか、自分でも ? なのだが 何となく、この曲は あまり聴いて
こなかった。(語りみたいで、歌っぽくない 曲だなと… 感じたから?かも)


とは別に、、

何となく どう受け取ってよいのか、分からない曲も、多々あった。

人物が まるごと好きというよりも、私が かってに作り上げた、アーティストとしての
ある種の 虚像のようなものが、非常に強いから なのでしょうか?

過去のソロ作品でも、昔の(よく知らないけど)フォークソング歌手のように、ギター
一本かきならし 独白みたいな スタイルで、曲を歌う 稲葉さんには、自分でも なぞの
抵抗感があった。

例えば、『 ファミレス午前三時 』とか、『 あの命 この命 』とか
『 とどきますように 』とか、『 おかえり 』とか。。

『 あの命 この命 』の、訴えるような想いを、受け取れるようになったのは、ごく
ごく 最近のことかもしれない。というか、今まで どう聴いていいのかすら、本当に
分からなかった。

(歌詞の内容は、きちんと受け取っていますが。。

B'zでも、勿論 重厚なテーマ性のある曲は 多いのだが、詰るところ、私は 大して
言葉を きちんと 聴いていないってだけ、だったのかもしれない)

重たいドキュメンタリーとかは、観ることができたり、その後に 色々と 考えたりも
するのに、稲葉さんに、こういうメッセージを 歌われると…
(うん…言葉が むずかしいな)なんだか、ふしぎなもので…言葉に詰まる(汗。


やっぱり、昔のB’zの ハンサムサイケデリック感(ってどんなんだっ)の印象が
強烈だったのかなぁ、その パブリックイメージと、素に近いであろう(?)ソロの
対比が、脳内でどうにもの、合致しづらかったのでは ないでしょうか、たぶん。

『 SURVIVE 』の→『 DEEP KISS 』の、いやっいやっいや~いや~ の 雰囲気が
強烈だったし それが、また あの方らしさって、感じだったものでねぇ。。('Д')
皆さんは、どうですか?


ソロも、はや5枚目ですからね、だいぶ 私のほうにも、ソロらしさ みたいなのが
浸透してきていると、分かってきたような 気になっていますが… 、unn やっぱり
自信ないかも(;´・ω・)

今日の内容を 順に 読み返してみると、脱線ばかりで、何が言いたいのか?(笑。
これだけは言わせて下さい、ファンだと言いながら、本当は どんな方 なのかが
私には、全然 分からないんです(; ・`д・´) それが もどかしいのです。

ええ、今 ブームがきているものですから。

努力家の方、ファン想い、意外と、ユーモアのある言動を したり。
(それで もうOK?)これらは、十分 伝わってきております。

そのもっと奥です、深い森のような その奥が、私には分からない。(そんな奥
誰にだって 当人にだって、分かるもんかい(笑。)ほんの 少しでもいいから
ぼやっとした像を、知ってみたいなぁー。

今日は、Singing bird のこと、enball liveのこと書きたかったのに、話しが
どんどんずれていくばかりでした。


唐突ですが、10番に 収録されている、『 photograph 』は、あまり聴かない。

その描写は 素晴らしいのだが、つらくなるのです…想像すると、色んなことが
こわくなってしまうし。


何だかんだで、Singin birdが ようやく 馴染んできたのを、私なりに
今 感じております。







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