『 世界はあなたの色になる 』 [music / B'z]
新曲
『 世界はあなたの色になる 』 聞き込んでいます。
なんだけど、凄い ハマる という程では、まだ ないかも。
やや重めの サウンドに、歪みのある ギターの音色、後方で 際立つ
シリアスな 雰囲気の、ストリングスの音色。
松本さんは、ストリングス の挿入が、得意なのだろうな。
私は、言葉(歌詞)の最後から、曲の終わりにかけての、それこそ
複雑に 絡み合うように、何かが 崩壊するような、音の編成が 好み。
アルバム 『 Brotherhood 』収録曲に 多いかんじで、" ながい愛 "
や " SKIN " 系統なので、久しぶりで なつかしい印象。
会報に、歌詞についての 話しがあり、そこから 一部 抜粋。
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詞自体は 基本的に 前向きなんだけど、結局、自分がつけようと
している色に、見るものも 変わっていくという
だから そういう意味では、いいことだけじゃなくて、悪い方にも
転がる 可能性がありますよっていう 意味もあるんだけど。
それはだから、あなたがしっかりしないと、ということを
書いた時には いいたかったんじゃんないかな
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あなたがしっかりしないと… この言葉が、なぜか 印象深くて。
インタビューの返答を 読んで、色眼鏡、という 言葉が浮かんだ。
色眼鏡【 偏った物の見方。先入観にとらわれた物の見方 】
良い風に 感じられれば、鮮やかで 瑞々しい色に 輝くだろうし
色眼鏡で ものを見れば、毒々しく くすんだ色に 覆われてしまう…
(ごく狭い エリアであれ)世界の配色は、自分の 捉え方 次第で
どうにでも 変化してしまう
感覚的には 当たり前の現象として、無意識に 理解していたけれど
曲を 通じて、改めて 考えた。
人の感情って、本来 脆いものなんだろうと、時々 思う。
ふらふらと 定まりづらいというのか…いや、それ 私だけか(笑。
" 生まれた感情は 波を作り出す " 巧い表現だと 思う。
怒りや 哀しみでも、" 無 " よりは ましかもしれないと、心の 凪
状態で 心が動かないよりも、それは いいのかもしれない…と
何だか 想像してしまった。
『 The Spiral 』の、言葉
" 気持ち ひとつで 昨日まで 輝くかも "
曖昧で、明暗の感覚が 表裏一体なところが、『 世界は~ 』と
同じような ものを、感じるな (--)
世界は、あなたの色になる。
曲の題を 見た時の、第一印象は、言葉だけ 捉えれば、前向きに
素敵に、世界が 煌めくように 変化する様を、表現しているのかと
イメージ した。
でも、そんな 単純なこと ではなくて(ノД`) 曲調からも、それは
物語っている。でも 稲葉さんは、芯を しっかりもって! と 伝えて
いるのだろうと、私は そう捉えた。
時に 優しく 時に 残酷なまでに
この、" 時に " という 言い回しが、とても 新鮮に 感じたのだが
(B'z & ソロ)過去の曲 にあったかな? あまり なかったような
気がしたもので…
他の人の 歌では、かなり よく見るけど
昨日 流していて、冒頭の言葉に、何か グサッときた。
とうに諦めたのかい 孤独な旅にでるのは
いつか話していただろう なにも責めているわけじゃない
歌詞を じっくり眺めていたら、わりと ぞわぞわする 内容
諦めたのかい? と 問われると
言葉が で、でない…。